2009年6月19日金曜日

ソマリアで自爆テロにより閣僚が死亡

6月18日(現地時間)、ソマリアで自爆テロがあり、暫定政府のアデン治安相ら(報道により差はあるものの)およそ26人~35人の死亡者、多数の負傷者が出たようです。


海外メディアによれば、自爆テロがあったのは、ソマリアとエチオピアの国境近くで、暫定政府のアデン治安相らがホテルを出発しようとしたところを狙われ、爆発の規模はホテルの大半が破壊されるほどだったとのことです。


国際テロ組織アルカイダとの関係が指摘されるイスラム系武装勢力が犯行を認める声明を出しました。


ソマリアの暫定政府は、今回の自爆テロは、アルカイダの仕業であると非難しているようです。


報道によれば、アルカイダの戦闘員らがアフガニスタン、パキスタン国境周辺の拠点を離れ、中東のイエメンやアフリカのソマリアへ移動して、訓練基地などを設ける動きを示しているとの見方が示されています。

今後の推移が見守られるところかと思います。