2月7日(現地時間)、イランは、ウランの20%濃縮を2月9日に開始する意向をIAEA(国際原子力機関)に通告すると表明しました。
これは、アフマディネジャド大統領の指示によるもので、今回の指示に対する欧米諸国の反発があったとしても、アフマディネジャド大統領は妥協をしない可能性が高いとの見方が出されています。
米国はイランがウランの20%濃縮を進めるならば、イランへの新たな制裁を課す可能性があるとみられます。
米国は、イランのミサイル攻撃に備え、カタール、アラブ首長国連邦、バーレーン、クウェートでミサイル迎撃システムの配備を加速させているようです。
今後の推移が見守られるところかと思います。