今年前半、英国では総選挙が行われる予定であり、5月6日が有力視されています。
各種調査によれば、与党・労働党は最大野党・保守党にリードを許しています。
英国のブラウン首相は、支持率の逆転に向け、キャンペーンを推進しています。
最近の世論調査結果によれば、英国労働党の支持率は31%と、20%台前半だった昨年9月頃から反転。保守党と7ポイント差にまで迫っているようです。
しかし、最近、ブラウン首相は、気性が荒いとの批判記事が出ました。
選挙関係者は、この記事が選挙に影響を与えるかも知れないとコメントしています。
与党・労働党にとって、厳しい総選挙になりそうです。
市場では、二大政党である与党・労働党と最大野党・保守党のいずれも下院の過半数が取れないのではないかとの見方が出され始めています。
総選挙後の英国の経済政策の行方が気になるところですが、野党・保守党の影の財務相であるジョージ・オズボーン議員は、歳出削減で低金利を維持する考えを表明しています。
今後の推移が見守られるところかと思います。