2月25日(現地時間)、公表された米国の1月の耐久財新規受注(輸送機器を除く、季節調整済)は、前月比マイナス0.6%となりました。
事前の大方の市場予想は、プラス予想だったところ、予想外のマイナスになったと言えます。
個人的には、12月の耐久財新規受注がプラスだったので、今回の1月の結果を注目していました。
2月17日(現地時間)、公表された米国の設備稼働率は72.6%と、前月よりプラス0.7%となりました。
プラスは好ましい兆しですが、一般に、設備投資が活発になると言われる水準(80%程度)を依然下回っています。
そうしてみると、稼働率があと、7%から8%ポイント程度上昇しないと米国の設備投資に関する指標は安定して改善しないと推定します。
今後の推移を見守りたいと思います。