2008年11月に発生したインドのムンバイでのテロ事件以来、断絶していたインドとパキスタンの対話が再開される見通しのようです。
今回、インドがパキスタンに対話再開を申し出、パキスタンもこれを歓迎したようです。
外相レベル(次官級との報道もあり)で両国がテロ対応を含む議題で話し合うことになりそうです。
インドで活躍する日本企業の一角である自動車メーカーのスズキは、5日、主要市場のインドでの販売が好調に推移していることから、2010年3月期の連結営業利益予想を従来予想より25%上方修正すると発表しました。
インド・パキスタンの対話再開が中期的に企業活動、経済成長を促進していくことに繋がっていくことを期待したいと思います。
他方、米中関係は緊張の兆しを見せているようです。
中国側は、オバマ米大統領が中国の人民元の切り上げ問題を念頭にした発言、グーグル問題、台湾への武器売却などに反発を強めているようです。
今後の推移を見守りたいと思います。