2月19日(現地時間)、公表されたユーロ圏の2月のPMI(購買担当者景気指数、速報値)は、
サービス業PMIは52.0、前月比マイナス0.5ポイント、
製造業PMIは54.1、前月比プラス0.3ポイント
総合は53.7、前月比変わらず
となりました。
PMIは、サービス業、製造業の先行きの景気動向をうらなう指標で、50を境目として、50を上回ると景況の改善を、50を下回ると景況の悪化を示します。
今回のユーロ圏のPMIは、サービス業でマイナスになったものの、何れも50.0を上回っています。
ギリシャ問題にさらされていることなどを考えると、まずまずの内容ではないかとの印象です。
ただ、2月18日(現地時間)、公表されたユーロ圏の2月の消費者信頼感(速報値)はマイナス17.4と、前月のマイナス15.8から悪化したのは少し気になります。
今後の推移が見守られるところかと思います。