2月5日(現地時間)、公表された米国の1月の雇用統計によれば、非農業部門雇用者数はマイナス2万人となりました。
事前の大方の市場予想では、プラスに転じると予想していたところ、予想外のマイナスとなったと言えます。
1月の失業率は9.7%、12月の10%から改善しました。
事前の大方の市場予想では、横ばいか若干の悪化と予想していたところ、予想外の改善となったと言えます。
期待していた雇用者増が達成できなかったのは残念であり、また、懸念されることのように思えます。
市場では、全般的にみれば米国の労働市場は緩やかながら改善傾向にあるとの見方が出されているようです。
今後の推移を見守りたいと思います。