1月31日(現地時間)、エチオピアで、アフリカ連合の首脳会議が開幕しました。
今年の議長は、当初、前年のリビアの最高指導者カダフィ大佐が延長を求めたようですが、最終的にはマラウイのムタリカ大統領に決まりました。
今回の会議では、スーダンやソマリアでの情勢悪化にどう対処するかが討議される見通しです。
スーダンは、石油開発が経済発展の重要と考え、各国に投資を促しています。
スーダンのOPEC加盟も近いとの見方が出されています。
しかし、スーダンの石油資源は南部にあり、その南部は独立を目指した動きがあります。
スーダンのオマル・バシル大統領は、2011年1月に予定されている南部の分離独立を問う住民投票について、「住民が選択した場合にはスーダン政府は南部の独立を承認する」と発言したようです。
ソマリアでの治安状況も気にかかるところです。
今後の推移が見守られるところかと思います。