2月24日(現地時間)、公表された12月のユーロ圏鉱工業受注は、前月比プラス0.8%、前年比プラス9.5%となりました(EU統計局調べ)。
事前の大方の市場予想を上回るプラス幅だったと言えます。
2月23日(現地時間)、公表された2月の独Ifo企業景況感指数は95.2、前月比マイナス0.6ポイントとなりました。
事前の大方の市場予想ではプラス予想だったところ、予想に反してマイナスになったと言えます。
今回公表された12月のユーロ圏鉱工業受注は、好ましい動きと言えますが、ユーロ圏最大の経済圏であるドイツの景況感に関する指標はマイナスとなっていること、ギリシャ財政問題の波及懸念、ユーロ圏の厳しい雇用情勢からすると消費の先行きも気にかかるところです。
今後の推移が見守られるところかと思います。