2月26日(現地時間)、公表されたドイツの2月の消費者物価指数(速報値)は、前年比プラス0.4%となりました。
事前の大方の市場予想よりプラス幅は小幅だったと言えます。
2月26日(現地時間)、公表された1月のユーロ圏(16カ国)の消費者物価指数(EU基準、改定値)は前年比プラス1.0%と速報値と変わりませんでした。
ユーロ圏のCPIは、最近1年間で最も大きなプラス幅になりました。
今のところ、市場では、ECB(欧州中央銀行)は政策金利は当面、引き上げないとの見方にあるようです。
ユーロ圏は、景気の回復ペースにばらつきがあるように見え、またギリシャの財政問題も気がかりです。
今後の推移を見守りたいと思います。