2月2日(現地時間)、オーストラリアの中央銀行は、政策金利(オフィシャル・キャッシュ・レート)を据え置く(3.75%)と発表しました。
事前の大方の市場予想では、政策金利の引き上げを予想していました。
オーストラリアの金融政策の出口に近づきつつあり、引き上げを行うと思っていた市場にとって据え置きはサプライズでした。
政策金利の据え置きを受け、豪ドルは下落しました。
今後、オーストラリアの中央銀行が出口戦略をどの程度のペースで進めるのか、市場では見方が分かれつつあるようです。
ある国の出口戦略は、その国だけの問題ではなく、他の国に少なからず影響していくと思います。
その意味で、オーストラリアの出口戦略の今後の推移が見守られるところかと思います。