最近、今年の夏、瀬戸内海で、海の復権をテーマとした芸術祭が開催される予定であることを知りました。
厳しい経済情勢にあって、せちがらい話題が多いような気がしますが、このような時に、芸術に触れ、リフレッシュする機会があるのは貴重なことではないかというのが、この芸術祭開催を知った時の最初の印象です。
この芸術祭の正式名称は、瀬戸内国際芸術祭「アートと海を巡る百日間の冒険」、7月19日(海の日)から10月31日まで、瀬戸内海の島々(直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、犬島)と、高松港周辺で開催される予定とのことです。
内容は、国内外の現代アートの作家や建築家と、瀬戸内に暮らす人々とのコラボレートによる作品が展示されるようです。
例えば、直島にはアーティストの大竹伸朗氏が手がけた作品として、実際に入浴できる直島銭湯 I♥湯(アイラブユ)など興味をひく作品が多く、子供から大人まで皆が楽しめる芸術祭になりそうだというのが、企画概要を見た感想です。
なお、同時期(8月21日から10月31日まで)に、愛知県では、都市の祝祭をテーマにした、あいちトリエンナーレが開催される予定のようです。
今年の夏から秋にかけて芸術祭が注目されるところかと思います。