2009年12月7日月曜日

ゲーツ米国防長官がビンラディン容疑者の所在把握についてコメント

最近、ゲーツ米国防長官は、TV番組の中で、ビンラディン容疑者が今どこにいるか解らず、確実な所在はもう何年間も把握していないと述べました。


9.11事件以降、テロとの戦いに8年が経過しました。


ビンラディン容疑者は、9.11事件の背後にいる人物として手配されている人物ですが、現在も捕まっておらず、情報もない状況です。


米国には既にビンラディン容疑者は死亡しているとの見方もあります。


今回のゲーツ長官のコメントは、米国民の間で失望感が広がる懸念があるように感じます。


こうした発言が長い目でみてオバマ政権のアフガン戦略への支持に影響していくのかも知れません。


先日オバマ大統領から発表されたばかりのアフガニスタンからの2011年7月からの米軍撤収開始も、ごく小規模にとどまる可能性があるとの見通しが出されるなどしています。


今後の推移が見守られるところかと思います。