ヨーロッパが大規模な寒波に見舞われています。
12月20日から23日までにポーランド、ウクライナなどでおよそ100人が寒波により死亡した模様です。
運行を見合わせていたユーロスターも動き出したようですが、全面再開とはいかないようです。
米国東海岸でも大雪となったようです。
こうした動きを反映してか、原油価格は上昇しているようです。
最近、米原油先物は、1バレルあたりほぼ70~80ドルのレンジで推移しています。
これは、OPECが好ましいと考える水準と言えます。
12月22日(現地時間)、OPEC(石油輸出国機構)は、生産目標を据え置くことで合意しました。
仮に、原油価格が急騰すれば、回復に向かっている世界経済は打撃を受ける可能性が高いと考えます。
エネルギー価格の行方が気になるところ、今後の推移が見守られるところかと思います。