12月24日(現地時間)、公表された米国の先週分(12月19日終了週)の新規失業保険週間申請件数は45万2千件、前週比マイナス2万8千件となりました。
これは事前の大方の市場予想を大きく上回るマイナス(=改善)と言えます。
4週間移動平均ベースで46万5250件、前週比マイナス2750件となりました。
従来、米国の新規失業保険週間申請件数は40万~45万以下の水準になると、民間雇用はプラスに転じる傾向があり、先週分の水準は、ほぼこの水準に達しました。
週ごとの数字はブレが大きく、4週間移動平均ベースでみるとまだこの水準に達していないものの、こうした傾向が続くならば、今年12月ないし来年1月に米国の民間雇用がプラスに転じたとしても不思議ではないように見えます。
今後の推移が見守られるところかと思います。