スーダンの南部の独立の是非を問う住民投票に関し、スーダン政府と南部のゲリラ組織が合意したようです。
スーダンでは、2005年1月9日、20年以上続いた内戦を終結させる南北包括和平合意が成立、同年7月に統一暫定政府が樹立され、現在に至っています。
スーダンは、イギリス統治時代にアラブ系人口の多い北部と黒人系の多い南部の交流を禁止していたこともあり、北部と南部の違いは大きいと言われています。
今回の合意は、住民投票の結果、50%以上の賛成を得た場合、スーダン南部の独立を認めるとの内容のようです。
今後の推移が見守られるところかと思います。