12月15日(現地時間)、ギリシャでは政府の予算案に反対する抗議デモが行われ、財務省の入口は組合により封鎖され、首相は予算案の支持を得るため、野党と協議を行っています。
12月14日(現地時間)、ギリシャのパパンドレウ首相は、社会保障支出の削減や銀行賞与に対する大幅課税などを内容とする財政赤字削減策を発表しました。
市場ではギリシャが、ユーロ圏にとって次のリーマン・ブラザーズになる可能性があるとの見方も出されているようです。
12月15日(現地時間)、公表されたドイツの12月の独ZEW景気期待指数は50.4と、前月からマイナス0.7ポイントとなりました。
これでマイナスは3カ月連続となりました。
ドイツはユーロ圏最大の経済規模を有する国です。
ギリシャ、ドイツなどユーロ圏の今後の推移が見守られるところかと思います。