昨年11月にインドのムンバイでタージマハルホテルなどを対象とした同時テロから1年が経過しました。
この同時テロにより外国人を含む164人が犠牲になり、ムンバイ各地で追悼行事が行われました。
先日(11月25日)、同時テロの容疑者として当局に拘束されていた7人が、起訴されました。
今のところ、7人全員が無罪を主張しているようです。
ムンバイはインド第一の商業の中心都市であり、昨年の同時テロ発生当時、インドの治安に対する不安が指摘されるなどしました。
最近公表されたインドの7-9月期のGDP伸び率は前年比プラス7.9%と、大方の市場予想を上回るペースで回復しています。
最近、日本の鉄鋼大手、JFEスチールは、インドの鉄鋼大手、JSWスチールと包括提携を発表しました。
同時テロという悲しい出来事を乗り越え、日本とインドの経済関係は深まっていくと期待されるところ、今後の推移が見守られるところかと思います。