9月29日、公表された東京都区部の9月の消費者物価指数(2005年=100、生鮮食品を除く総合)は、前年同月比マイナス2.1%の99.7となりました。
食料及びエネルギーを除く総合指数は、前年同月比マイナス1.4%の98.8でした。
昨年に比べ、原油価格が下がっており、消費者物価指数は、前年に比べ下がるのは自然なことと思いますが、エネルギーを除いた指数でもマイナスとなりました。
需給ギャップが大幅マイナスになっている中で、厳しい雇用情勢の下、消費の節約志向が強まっていることが影響しているように思います。
仮に、この推測が成り立つなら、民主党が掲げる消費刺激策が適切に行われれば、物価下落を緩和させる可能性があるのではないかと考えます。
今後の推移が見守られるところかと思います。