9月15日(現地時間)、公表された米国の8月の小売売上高は、前月比プラス2.7%となりました。
これは、事前の大方の市場予想を上回る水準と言えます。
政府による低燃費車買い替え支援策による効果が大きかったと推測されます。
自動車を除く小売売上高は、前月比プラス1.1%でした。
9月11日に公表された米国の9月のミシガン大消費者信頼感指数は70.2、前月比プラス4.5ポイントと、事前の大方の市場予想を上回る水準となりました。
政府による低燃費車買い替え支援策は8月24日で終了しており、9月の小売売上高が注目されるところです。
米国では厳しい雇用環境が続く中、消費動向は厳しいと思われるものの、今回公表された米国小売売上高は自動車を除いても改善傾向を示したことから、米国の消費の行方に期待する見方も出されています。
今後の推移が見守られるところかと思います。