過日、2016年夏季五輪招致で国際オリンピック委員会が、立候補4都市の評価報告書を公表しました。
今のところ、リオデジャネイロが最有力のようですが、すんなり最終決定に至るかどうかは解りません。
東京でのオリンピック開催には賛否両論あろうかと思いますが、個人的には、閉塞感が強い現状、日本国民に明るい話題を提供することの意義は少なくないと思います。
さて、最近、アニメなどの日本のポップカルチャーが海外から評価を得ているとの話が取り上げられていることからすると、情報発信としての日本の存在感は高くなっているのかも知れません。
では、経済活動ではどうか、特に、新しい技術や革新的な経営をもたらし、雇用機会の増大にもつながる対日直接投資はどうでしょうか。
この点、各種の報告がされていますが、個人的には、期待したほど伸びていないのではないかとの印象です。
詳細な統計にもとづくものではありませんが、外国企業のアジアにおける日本拠点の位置づけも低下傾向に歯止めがかかっていないのではないかと感じています。
日本が元気になるような、明るく、前向きなディスカッションが、たくさん出てくることを期待し、自分も少しでもそうした動きが促進されることを願い、何時かはそうした機会に何らかの形で関っていけたらと思います。