9月24日(現地時間)、公表された米国の8月の中古住宅販売戸数は、年率510万戸、前月比マイナス2.7%、前年同月比プラス3.4%となりました。
事前の大方の市場予想では、前月比プラスを予想していましたが、予想に反してマイナスになりました。
前年同月比ではプラスとなりました。
価格中央値が前年比マイナス12.5%、住宅在庫が前月比マイナス10.8%となっていることからすると、価格下落によって在庫が整理に向かいつつあるように見えます。
価格下落、初回住宅購入を対象とした米国政府の税控除措置の効果などから米国住宅市場は上向きつつあるようです。
米国政府の税控除措置が延長されるのかどうかなど今後の行方が見守られるところかと思います。