9月29日(現地時間)、公表された米国の9月のコンファレンス・ボード消費者信頼感指数は前月比マイナス1.4ポイント、53.1となりました。
事前の大方の市場予想は、前月比プラスを予想していたところ、予想外のマイナスだったと言えます。
これは、ネガティブなニュースでした。
一方、ポジティブなニュースもありました。
同日、公表された米国の7月のケース・シラー住宅価格指数(主要20都市圏)は前月比プラス1.6%となりました。
事前の大方の市場予想は、前月比プラスを予想していたところ、予想通りのプラスだったと言えますが、プラス幅は大方の市場予想を上回るものだったと言えます。
米国住宅市場は安定に向かっているようですが、先行指標であるコンファレンス・ボード消費者信頼感指数が予想外の悪い結果となったのはやはり気になります。
米国の消費の行方が注目されるところ、米国雇用情勢、米国小売売上高など今後の推移が見守られるところかと思います。