9月11日(現地時間)、公表された米国の9月のミシガン大消費者信頼感指数は70.2、前月比プラス4.5ポイントとなりました。
事前の大方の市場予想を上回る水準と言え、市場では、今回の結果を、景気回復ペースが加速しているとして好感したようです。
しかし、8月は65.7と、7月比でマイナスとなり、4月以来の低水準でした。
単月の動きに一喜一憂することは避けたいところ、まずは、米国の小売売上高の動きはどうかが注目されるところかと思います。
閑話休題
昨日、新潟で開催されている”大地の芸術祭”を観て来ました。
大地の芸術祭は、越後妻有地域(新潟県十日町市+津南町)の里山を舞台に3年に1度開催される世界最大の国際芸術祭です。
2000年のスタート以来、3年に1回のペースで開催されています。
山手線の内側の面積と同様という、とても広い地域に多数の作品が展示されており、自分は、今回、まつだい地区の一部と十日町地区の一部を観て回りました。
作品と地域の協働というか共鳴したような楽しい作品が多く、大変興味深く観させて頂きました。
天候はあいにくの小雨でしたが、多くの人々が熱心に観ている姿を見ていると、世の中を変えていくのは、心に響くようなメッセージの積み重ねなのかも知れない、需給ギャップではなく、需給ミスマッチと前向きに捉える視点こそが大切なのだと感じた次第です。
ちなみに、大地の芸術祭の今回の会期は9月13日までですが、秋版として10/3から11/23まで開催されるようです。著作権の関係から、画像はアップしませんが、関心ある方は次のURLを参照下さい。
http://www.echigo-tsumari.jp/2009/