2010年5月3日月曜日

EUとIMFは、ギリシャに対する支援で合意

5月2日(現地時間)、EUとIMF(国際通貨基金)は、ギリシャに対する支援で合意しました。


支援規模は、今後3年間で最大1200億ユーロ(約15兆円)の見込みです。


合意したと言っても、フランスとドイツは、自国の議会で承認を得る必要があり、正確には未だ確定した段階ではありません。


ギリシャは5月19日の支払いを控えており、今週末にフランスとドイツの議会承認を経る予定など、ギリギリのスケジュールとの印象です。


ギリシャは、さらなる緊縮財政に取り組むことになります。


なお、ドイツは、今回の支援に最後まで反対した模様ですが、ギリシャが必要とする支援は、今回決定した金額では不足していると考えられます。

今後、追加資金が必要となった時に、どのように対応するのか、今後の推移が見守られるところかと思います。