5月20日(現地時間)、公表されたユーロ圏の5月の消費者信頼感指数(速報値)はマイナス17.5、前月差マイナス2.5ポイントとなりました(欧州委員会調べ)。
先日(5月18日、現地時間)、公表されたドイツの5月のZEW景気期待指数は45.8、前月差マイナス7.2ポイントとなりました(欧州経済センター調べ)。
今までアンケート方式によるユーロ圏の景気関連指標は、ギリシャ財政問題が懸念されている中で堅調に推移してきました。
この点、個人的には、ギリシャ財政問題に対する評価が過敏に過ぎているのかも知れないと思ってきました。
今回の結果を見る限り、やはりギリシャ財政問題はユーロ圏にとって重大な問題であり、緊急支援という具体的な方策に進んだことで、現実感が出たのではないかと勝手に想像しています。
今後の推移を見守りたいと思います。