コロンビアで大統領選挙が行われています。
今回の大統領選挙は、前国防相のサントス氏と、元ボゴタ市長のモックス氏の一騎打ちとみられています。
両氏とも親米路線で、経済政策には大きな違いがないようですが、治安に対する考え方は異なるようです。
先日、コロンビアの美人コンテストで優勝したこともある元モデルが、コカイン密輸組織の主犯格だった疑いで逮捕されたことに象徴されるように、コロンビアでは治安は重要な問題となっています。
サントス氏は、反政府武装勢力を押さえ込むとしているようです。印象としては現政権の路線を踏襲していくように思えます。
モックス氏は、新たな対応をとるとしており、印象としては懐柔策をとるようです。
何れの候補も過半数の得票に達しない場合、決戦投票が行われることになります。
今後の推移を見守りたいと思います。