5月14日(現地時間)、公表された米国の4月の鉱工業生産指数(総合、速報値)は102.3(2002年=100)、前月比プラス0.8%となりました。
設備稼働率は73.7%、前月差プラス0.6%となりました。
設備稼働率は、設備投資が活発になると言われる80%程度を大きく下回っており、現在の回復ペースからすると、年初の予想通り、2010年の米国経済にとって設備投資は大きな牽引力になる可能性は低いように見えます。
設備過剰感があるとも言え、2010年の米国の国内では物価上昇は抑制される可能性が高いようにも見えます。
今後の推移を見守りたいと思います。