5月5日(現地時間)、EUは、2010年のユーロ圏のGDP伸び率(見通し)を、前回予測から0.2%引き上げ、0.9%と公表しました。
今回の上方修正の理由は、世界的な景気回復により、ユーロ圏の輸出が増加する可能性が高いとしています。
しかし、市場のほぼ一致した見方として、ギリシャの財政危機の問題は、他のユーロ圏諸国に波及し、金融システムに悪影響を及ぼし、結果として経済成長の抑制要因になる可能性があると考えられます。
今後の推移を見守りたいと思います。