5月12日(現地時間)、公表された第1四半期のユーロ圏GDP伸び率(速報値)は、前期比プラス0.2%、前年比プラス0.5%となりました。
ユーロ圏最大の経済規模をもつドイツは、前期比プラス0.2%でした。
財政問題で注目されるギリシャは、前期比マイナス0.8%でした。
こうした結果を見ると、速報値ながら、ユーロ圏の第1四半期の経済成長は、ほぼ市場予想通りか、やや良好な結果となっているとの印象を受けます。
そうしてみると市場はやや悲観的な評価に過ぎたのかもしれません。
ユーロ圏における財政問題の広がり、金融システムへの影響などを含め、今後の推移を見守りたいと思います。