2009年10月7日水曜日

世界銀行とIMFの共同声明

10月5日(現地時間)、世界銀行とIMF(国際通貨基金)は、共同声明を採択しました。


共同声明の内容は、世界銀行に対し、2010年までに必要な資本水準の評価を加盟各国に提示するよう求めました。


今回、世界的な経済・金融危機から、発展途上国からの支援要請が拡大する中、健全な財務内容を保ちながら追加支援に応じていく態勢づくりを目指したものです。


途上国から、世界銀行における発言力拡大に関する要望が出され、世界銀行の議決権の少なくとも3%を途上国に移譲する案を支持しました。


世界は、今回の経済・金融危機をきっかけにして、新たな体制構築に向かっているようです。


今後の推移を見守りたいと思います。