海外メディアによれば、イラクの首都バグダッドで自爆攻撃があり、少なくとも136人以上が死亡し、500人以上が死傷したようです。
今回の自爆攻撃は、爆弾を積んだ2台の車によるもので、グリーンゾーンの近くで起きました。
法務省庁舎や商店街などで多くの被害が出ているようです。
8月19日に起きたバグダッドでの爆弾テロとの関係が疑われているようです。
イラクでは、来年1月中旬に総選挙が予定されています。
今後、総選挙に向けて、こうした爆弾テロが増加していくのではないかと懸念されています。
爆弾テロに備えた検問を行っていたのに爆弾テロが発生したことについて、検問が機能していないではないか、あるいは、当局内部に抵抗勢力が入り込んでいるのではないかといった見方が出されています。
イラクで、次の総選挙が平和的に実施され、安定した政権ができるかどうか、イラクの治安の行方が見守られるところかと思います。