10月15日(現地時間)、公表された米国の9月のCPI(消費者物価指数、総合指数)は、前月比プラス0.2%、前年比マイナス1.3%となりました。
エネルギー・食品を除いたコア指数は、前月比プラス0.2%、前年比プラス1.5%となりました。
新車価格は前月比プラス0.4%、前年比プラス1.6%となりました。
市場では、8月まで実施されていた政府の自動車買い替え支援策が終了した反動との見方が出されているようです。
ただ、中古車価格(自動車及びトラック)は、前月比プラス1.6%、8月が同プラス1.9%だったことからすると、米国の自動車流通価格が上昇しつつあることの表れかも知れません。
今回の結果を見る限り、デフレ圧力への懸念は緩和しているように見えます。
今後の推移を見守りたいと思います。