10月3日(現地時間)、G7(7カ国財務相・中央銀行総裁会議)は、為替相場の安定に向けた協力していく旨の共同声明を公表しました。
声明の中で、持続的な回復が確保された際に実施する協力的で調和した出口戦略を設計することも明記されました。
日本の藤井財務相は、会見で、日本経済は依然として深刻な状況であり、出口戦略の議論は時機尚早との見方を示しました。
G20の存在感が高まっている中、G7はどうなるのか気になっていましたが、 G7は存続し、次回は2010年2月に開催するようです。
確かに、為替については、G7は相応の役割を果たしていけるのかも知れません。
個人的には、国際金融におけるG20とG7の役割分担が行われていくのか、G20は数が多すぎるので数の少ないG7は合意形成のしやすさからそれなりの役割を果たしていけるのではないのかとの印象ですが、今後の推移を見守りたいと思います。