10月12日(現地時間)、欧州歴訪中の米国のクリントン国務長官は、北アイルランドを訪問し、北アイルランドの第一首相と第二首相と会見しました。
第一首相と第二首相が同席するのは珍しいことのようです。
今年、二人の兵士と一人の警察官が殺害される事件があり、北アイルランド和平問題の行方が不安定になっています。
今回、クリントン国務長官は、北アイルランド議会で経済、政治、暴力について話し、和平プロセスの継続を訴え、政党間の合意を促しました。
今回のクリントン国務長官の訪問によって、政党間の合意にまでは至りませんでしたが、政党間の溝は少し縮まったのかも知れません。
今後の推移を見守りたいと思います。