2009年10月28日水曜日

米国の10月のコンファレンス・ボード消費者信頼感指数

10月27日(現地時間)、公表された米国の10月のコンファレンス・ボード消費者信頼感指数は47.7、前月比マイナス5.7ポイントとなりました。


事前の大方の市場予想では、横ばいを予想していたところ、市場予想に反してマイナスになったと言えます。


昨年の米国のクリスマス商戦は、大幅な値下げをしたにもかかわらず、振るわず、クリスマス商戦終了後に小売各社のリストラが加速しました。


今年のクリスマス商戦は、昨年よりも良好になり、売り上げは1~2%増加するとの予測も出されているようです(米ショッピングセンター国際評議会による9月27日時点の予想)。


直感的には、昨年が不振だった分、前年比では多少はプラスになってもよさそうなものとの印象ですが、米国の小売各社は、価格競争を行うようであり、昨年より多少は量が増えただけでは、売上は伸びないのかもしれません。


今後の推移を見守りたいと思います。