10月16日(現地時間)、公表された米国の9月の鉱工業生産は、98.5(2002年=100)、前月比プラス0.7%となりました。
米国の9月の設備稼働率は、70.5%、前月より0.6%上昇しました。
何れも市場の大方の事前予想を上回る水準だったと言えます。
今回の公表結果を見る限り、米国の生産は堅調に推移しているようです。
しかし、同日に公表された消費者センチメントを表す指標からすると消費の先行きの回復が遠のいたように見えることからすると、米国の生産活動が自律的に継続して回復していくかどうかは微妙な気がします。
今後の推移が見守られるところかと思います。