2009年10月31日土曜日

米国の10月のミシガン大消費者信頼感指数

10月30日(現地時間)、公表された米国の10月のミシガン大消費者信頼感指数は、70.6、前月比マイナス2.9ポイントになりました。


先日、10月27日(現地時間)に公表された米国の10月のコンファレンス・ボード消費者信頼感指数は、47.7、前月比マイナス5.7ポイントとなったことと併せてみると、足元の米国の消費者マインドは厳しさ増したようです。


これからクリスマス商戦が注目されるところ、こうした消費者マインドをみると、米国の当面の消費動向は厳しく、米国小売の価格競争はより激しくなっていくのかもしれません。


また、消費者が貯蓄を増やしていく傾向が強まれば、米国の購買力は低下し、目先の米国の貿易赤字は縮小したとしても世界経済にとってはネガティブではないかと連想します。


今後の推移を見守りたいと思います。