8月28日、公表された日本の8月の東京都区部コアCPI(消費者物価指数)は、前年比マイナス1.9%となりました。
2カ月連続で過去最大の下落率を更新しました。
食料およびエネルギーを除く総合指数は前年比マイナス1.1%でした。
CPIがマイナス圏で推移している背景には、需給ギャップの大幅マイナスの存在があると考えられます。
日本国内の高い失業率、海外需要の動向からすると、短期的に需給ギャップが大きく改善する可能性は低いと思います。
そうすると、当分、物価の下落は続く可能性が高く、仮に、企業収益の悪化が鮮明になれば、デフレスパイラルに陥りやすくなると思います。
今のところ、日銀は、デフレスパイラルに陥るリスクは小さいとみて、政策対応は考えていないようです。
CPI、企業収益の動向など、今後の推移が見守られるところかと思います。