8月20日にアフガニスタンで大統領選挙が予定されています。
アフガニスタンでは、2004年1月に新憲法が制定され、同年10月の大統領選挙により、カルザイ大統領が当選しました。
今回の大統領選挙は、新憲法下で第2回目となります。
再選を目指す現職のカルザイ氏が最有力候補と言われているようですが、過半数の獲得は困難との見方も出ているようです。
カルザイ大統領は、タリバン政権を一時支援したものの、1999年に反タリバン活動に転じました。
しかし、カルザイ大統領は、今回の大統領選挙後にタリバン指導部と本格対話を始めると公言しています。
海外メディアによれば、先日(7月30日)、アフガニスタンの反政府勢力タリバンは、今回のアフガニスタンの大統領選をボイコットし、ジハード(聖戦)に加わるよう、国民に呼び掛ける声明を出したとのことです。
海外メディアのインタビューを受けた現地の人は、アフガニスタンでは、金品による買収は効かないとコメントしていました。
2001年9月11日の米国同時多発テロ事件は、アフガニスタンを拠点としていたアルカーイダの引き起こしたものでした。
事件後、アルカーイダを保護していたタリバン政権は、米国等の連合軍による攻撃によって崩壊し、民主的な方法で選ばれたカルザイ大統領を中心とする新たな国造りが始まりました。
アフガニスタンで民主政治が根付いていくのか、テロの温床と言われたアフガニスタンの行方に今回の大統領選の結果は、大きな影響を与えると見られます。
今後の推移が見守られるところかと思います。