先週の土曜(8月14日)、朝7時台の長野新幹線に乗りました。
前日の夕方、みどりの窓口で指定券を買おうとしましたが売り切れでした。
長野新幹線の編成は8両編成、通常は4両が指定席、4両が自由席なので、少なくとも半分はもう埋まっているということになります。
当日、出発時間の少し前に自由席に並びましたが、一つの出入り口あたり10人位しか並んでいませんでした。
結局、支障なく席に座ることができました。
子どもの頃、お盆の列車というと、万一、指定券が手に入らないと、随分と早い時間から並んで苦労して席に座った記憶があります。
今回、大して並ばずに自由席に座れたのは、鉄道会社の輸送能力が向上したのか、お盆に帰省する人が減少したのか、マイカーなど他の方法に流れたのか、理由ははっきりとわかりません。
ただ、かきいれ時のこの時期にこの調子では、現在の運行本数を前提とすれば、長野新幹線の稼働率を上げるのは容易なことではないと感じました。
強引かも知れませんが、高齢化で人口が減少していくこととはこういうことかと思った次第です。
少子高齢化社会に向かう日本は、将来的に、日本の公共交通機関、JR、私鉄、地下鉄など、は車両編成を短くしたり、ダイヤを間引いたりしていくのだと想像します。
ただ、多くの公共交通機関では階段が多く、高齢者が利用しやすい環境が整っていないので、人口減以上に加速して利用者が減少していく可能性があると推定します。
日本の将来の経済の活性化のためには、長い目で見たこうした身近な設備投資が欠かせないと思います。
既に相応の支援制度などがあるのかも知れませんが、日常の状況を振り返ってみると、バリヤフリーの面からすると不便な場所はまだまだ多いような気がします。
日本の将来のためにバリヤフリーへの取り組みが進んでいくことを期待しつつ、今後の推移を見守りたいと思います。