8月19日(現地時間)、公表された米国の先週分(8月14日終了週)の新規失業保険週間申請件数は50万件、前週比プラス1万2千件となりました。
事前の大方の市場予想では、マイナス(=改善)予想であったところ、予想に反してプラス(=悪化)だったと言えます。
トレンドを示す4週間移動平均は48万2500件、同プラス8千件となりました。
今回の結果からすると、じりじりと4週間移動平均は増加傾向を示しており、先行きの米国の雇用環境は、横ばいというよりも緩やかな悪化傾向を示唆しているように見えます。
今後の推移を見守りたいと思います。