8月16日、公表された日本の4-6月期のGDP(1次速報)は、前期比プラス0.1%、年率換算プラス0.4%となりました。
事前の大方の市場予想を大きく下回ったと言えます。
個人的には、上場会社の下期の設備投資計画は、政府の経済対策の期限切れの反動の行方を確認してからと慎重な姿勢にあると見ています。
今回の公表結果を受けて、企業の設備投資意欲は従来よりも後退する可能性があると推定します。
適切な経済対策を早期に打ち出すことが重要と思いますが、政府のコメントを見ると、慎重な判断を示しており、現状では時機を得た対策が打てるかどうかは微妙な情勢のようです。
今後の推移を見守りたいと思います。