8月30日(現地時間)、公表された米国の7月の個人消費支出は前月比プラス0.4%となりました。
個人所得は前月比プラス0.2%となりました。
貯蓄率は5.9%と前月(6.2%)から低下しました。
今回、個人所得の伸びと貯蓄率の低下を背景に、個人消費が伸びたと言えます。
米国の雇用環境は厳しい状況が続く一方、今回、賃金・給与は年率で前月から220億ドル増加しています。
一人当たりの賃金・給与が伸び、雇用なき回復を示唆しているように見えます。
ただ、仮に、失業率が増加に向かい始めれば、こうした動きを打ち消してしまう可能性があります。
今後の推移が見守られるところかと思います。