2010年8月31日火曜日

米国の7月の個人消費支出・個人所得・貯蓄率

8月30日(現地時間)、公表された米国の7月の個人消費支出は前月比プラス0.4%となりました。


個人所得は前月比プラス0.2%となりました。


貯蓄率は5.9%と前月(6.2%)から低下しました。


今回、個人所得の伸びと貯蓄率の低下を背景に、個人消費が伸びたと言えます。


米国の雇用環境は厳しい状況が続く一方、今回、賃金・給与は年率で前月から220億ドル増加しています。


一人当たりの賃金・給与が伸び、雇用なき回復を示唆しているように見えます。


ただ、仮に、失業率が増加に向かい始めれば、こうした動きを打ち消してしまう可能性があります。


今後の推移が見守られるところかと思います。