8月24日(現地時間)、公表された米国の7月の中古住宅販売戸数(年率換算)は383万戸、前月比マイナス27.2%となりました。
事前の大方の市場予想を大きく下回る水準だったと言えます。
今年4月に米国政府による住宅購入者向け税控除措置が期限切れとなったことから、米国の住宅市場は反動減の状況にあると考えられます。
ただ、6月の526万戸から大きく落ち込んだことからすると、反動減だけでなく、住宅需要が減退している可能性を示唆しているように見えます。
今後の推移を見守りたいと思います。