アフリカのコートジボワールで、11月28日に行われた大統領選決選投票後、武力衝突が続いています。
大統領選では選挙管理委員会がワタラ元首相の当選を認めました。
他方、憲法評議会は、この選挙結果を覆したことから、バグボ大統領は辞任を拒否しています。
こうした背景から、バグボ大統領支持者と野党指導者ワタラ元首相支持者とは対立し、双方が自らの正当性を主張し、2つの政府が国を支配しつつあるように見えます。
コートジボワールは、極めて親日的と言われ、2008年から日本映画祭及び柔道大会、2009年から空手大会を再び開催するなど文化交流が再活性化してきていたところだけに、先行きが懸念されるところです。
今後の推移を見守りたいと思います。