12月10日(現地時間)、中国の中央銀行は、預金準備率の引き上げ(50ベーシスポイント)を発表しました。
現在、中国では2011年のマクロ経済政策の基本方針を話し合う中央経済工作会議が行われています。ここで、金融緩和路線の終了を正式に決定する見通しです。
今回の預金準備率の引き上げは、市場にとって想定内の事柄と言えます。
中国は、慎重に金融政策の舵取りをしているとの印象です。
今後、中国は金融引き締めに向かうとみられますが、中国の消費者物価指数、資産価格、経済活動などの推移が見守られるところかと思います。