12月14日(現地時間)、公表された米国の11月の生産者物価指数(PPI、季節調整済)は前月比プラス0.8%、前年同月比プラス3.5%となりました。
食品・エネルギー価格を除くコアPPIは前月比プラス0.3%でした。10月がマイナス0.6%であったところ、急に反転したとの印象です。
同日、FRB(米連邦準備理事会)は、来年6月にかけて総額6000億ドルの国債買い入れ計画を継続すると発表しました。
米国の雇用環境に好転の兆しが出て、さらにPPIが反転した中、当面、FRBの金融政策に対する風当たりは強まっていくと推定します。
今後の推移を見守りたいと思います。