12月3日(現地時間)、公表された米国の11月の雇用統計によれば、非農業部門雇用者数はプラス3万9千人、民間部門の雇用者数がプラス5万人となりました。
事前の大方の市場予想を大きく下回るプラス幅だったと言えます。
失業率は9.8%、前月差プラス0.2%と悪化しました。
平均時給は19.19ドル、前月比変わらず、平均週間労働時間は33.5時間、前月比マイナス0.1時間でした。
市場は、米国雇用情勢の緩やかな回復基調を織り込んでいましたが、期待に反した結果となり、市場は見直しを迫られ、少なくとも楽観的な見方は後退する可能性が高いと推定します。
今後の推移を見守りたいと思います。