12月9日(現地時間)、公表された米国の10月の卸売在庫は前月比プラス1.9%となりました。
卸売売上高は前月比プラス2.2%となりました。
対売上高在庫比率は1.18カ月、前月比変わらずとなりました。
2006年~2007年当時の対売上高在庫比率は1.18ヵ月程度の水準でした。これを基準にすると、米国の卸売在庫は適正水準にあると言えます。
今回、卸売り売上高が市場予想を上回る伸びを示したことは、卸売在庫にとってプラス材料であり、好ましい動きと言えます。
今後の推移を見守りたいと思います。